2026年3月5日、大田区立入新井第一小学校の5・6年生(約110名)を対象に、金融経済教育の特別授業を実施しました。 本授業は、1年間取り組んできた「おおたの未来づくり」の総まとめとして行われ、子どもたちがこれからの社会で必要となる“お金との向き合い方”を体験的に学ぶ機会となりました。
地域学習の集大成としての特別授業
今回の授業は、単発のプログラムではなく、1年間にわたる地域学習の締めくくりとして実施されたものです。
子どもたちはこれまで、地域の課題や未来について考える活動を続けてきました。
その集大成として、「限られた資源をどう使うか」というテーマのもと、金融の視点から意思決定を体験するプログラムを取り入れました。
単なる知識のインプットではなく、“自分で考える”ことを重視した授業設計となっています。
独自通貨「イリイチドル」を使った体験型プログラム
授業では、オリジナルの仮想通貨「イリイチドル」を用いたシミュレーションゲームを実施しました。
子どもたちは限られた予算の中で、「ヒト(人材)」と「バショ(場所)」にどのようにお金を配分するかを考えます。
選択によって結果が変わる仕組みになっており、
- どこに投資するのか
- なぜその選択をしたのか
- 結果として何が起きたのか
を振り返ることで、「お金の使い方と結果の関係」を実感できる内容となっています。
ゲーム形式でありながら、意思決定・優先順位・リスクといった重要な考え方に自然と触れることができます。
子どもたちの主体的な学びと今後への期待
授業中は多くの児童が積極的に意見を出し合い、グループでの議論も活発に行われました。
「もっとこうすればよかった」「次は違う選択をしたい」といった声も多く、自ら学びを深めようとする姿勢が印象的でした。
今回の経験を通じて、子どもたちが日常生活の中でも「考えてお金を使う」という視点を持つきっかけになればと考えています。
今後もこうした実践的な学びの機会を通じて、未来を担う子どもたちの成長を支援してまいります。